<%@LANGUAGE="VBSCRIPT" CODEPAGE="936"%> 大久保老师发表就职在线-4

                              

就職戦線―4

                                                          大久保 8.30.2010

 8月24日日本の大手商社上海支社訪問。同社No.2の副社長と人事部長と面談した。同社の採用状況、上海での中国人の採用状況につき下記聴取。
結果:

  1. リーマンショックによる金融危機前とその後の調整期、今年に入ってからの回復と3段階で状況が異なる。
  2. 金融危機前の状況:

 中国の二桁成長が持続しており、同社の中国人採用は退職者の補充
含めて年間100人の新規採用があった。
同社では原則 大卒、日本語か英語が堪能であること(日本語は能力試験1級合格者)。履歴書でふるい落とす。100人の募集に2千人以上が応募してくる。1級合格者でも、コミュニケーション能力に大きな差があるので、その後の面接は3回行ってふるっていく。
在庫管理等の仕事もあり大卒以外でも若干採用している。
大学での説明会は复旦大学のみ、上海外国語大学、師範大学、同済大学は日本語科が充実していることもあり、採用数は多いが、説明会はやらず就職説明会に他の会社と共同で参加している。
中国での採用以外に 日本で一流大学に留学している中国人からの採用を中国勤務を条件に募集している。

  1. 金融危機後の状況:

 2008年後半から今年の3月までは 原則 増員無し(退職者の補充はするが この時期の退職者数は激減した)。

  1. 今年に入り、世界的な金融危機の回避を背景に徐々に前に戻りつつある。

売り上げも金融危機後落ち込んだが、回復基調にある。これを背景に採用も再検討している。新卒者は年一回の募集だが、今年の予定は10月に説明会、12月に面接、春節までに後2回の面接を終えて、合格者を内定する。7月以降10人程度の中途採用の募集をしたが、1千名以上の応募があった。

  1. 上記は同社のここ数年の採用状況だが、上海の他の日系企業もほぼ同様と思われる。
  2. 求められる人材は まず第一に仕事への意欲と知的能力があること、次に日本語が堪能で日本人とのコミュニケーションに全く問題がないこと。
  3. 大学の就職関係者あるいは日本語学校などとのコネクションは特別に作らなくても、人材は集まるので、特に深い関係のある学校はない。
  4. 上海の日本語学校が、学生が集まらず潰れたという話も聞いている。

英語学校の授業料は日本語学校の倍近いが、それでも中国人の英語選好
は日本語より強いようだ。日本語学校の授業料が、過当競争もあって引き下げられ、結果として、レベルが落ちているとも聞いている。

大久保コメント:
この商社は日本有数の国際的な会社であり、採用基準も極めて厳しく、ある意味で特別だといえるが、実際中国には中小の日系商社も数多くあり、業種も違えばいくらでも多くの雇用機会があると思われる。ただ どこの会社でも先ず問われるのは、日本人とのコミュニケーション能力で、堪能であれば堪能であるほど採用されるチャンスは大きい。求められるものは どこでも同じだと言えよう。


以上


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